2026.10.20
一定のリズムで時を刻む振り子時計は、そのレトロな佇まいと心地よい駆動音で多くの人を魅了しています。
今回は、振り子時計が動き続ける仕組みと、長く愛用するために知っておきたい構造の基礎知識を解説します。
■振り子の周期性と脱進機が果たす役割
振り子時計の動力源は、巻き上げたゼンマイや垂れ下がった重りです。
ゼンマイがほどける力がギア(歯車)に伝わり、その動力を規則正しく整えるのが振り子と、脱進機(だっしんき)の組み合わせです。
振り子は小さな振幅では、振り子の長さによって周期がほぼ決まるという性質があります。
脱進機はこの振り子の規則正しい揺れに合わせて歯車の回転を1歯ずつ進め、正確な時を刻む仕組みを作っています。
■精密な構造を守り長く使い続けるためのポイント
振り子時計は非常に繊細なメカニズムで動いているため、設置環境と定期的なメンテナンスが重要です。
本体がわずかでも傾いていると振り子の動きが乱れて、時計が止まる場合があるため、本体が傾かないよう、安定した状態で設置しましょう。
また、内部の潤滑油は年月とともに乾いて摩耗の原因になるため、状態に応じて専門業者によるオーバーホール(分解清掃)を行うことで、長く愛用することにつながります。
TOENN Tradeでは掛け時計を中心に、ヨーロッパのインテリア雑貨を取り扱っています。
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